涅槃会のお知らせ
令和8年 涅槃会のご案内
開催日程
日時:令和8年2月14日(金曜日) 午後2時より
場所:東香山大乗寺
住所:石川県金沢市長坂町ル10
● 涅槃団子をお渡しいたします
● どなたでもご参加いただけます
● 皆様のご参加を心よりお待ちしております
涅槃図の掛軸について
2月上旬より涅槃図の掛軸を掛けております。どうぞお参りください。
涅槃会(ねはんえ)とは?
涅槃会は、お釈迦様(ブッダ)がお亡くなりになった日を偲び、その教えに感謝する大切な仏教行事です。
涅槃会の由来
お釈迦様は今から約2500年前、インドのクシナガラという場所で、80歳の時に入滅(お亡くなりになること)されました。旧暦の2月15日とされており、現在では2月15日前後に全国の寺院で涅槃会が営まれています。
「涅槃」の意味
「涅槃(ねはん)」とは、サンスクリット語の「ニルヴァーナ」を漢字に訳したもので、「煩悩の炎が吹き消された状態」「苦しみから解放された悟りの境地」を意味します。お釈迦様は肉体的には入滅されましたが、その教えは今も私たちを導いてくださっています。
わかりやすく言うと…
涅槃会は、お釈迦様の命日に、その一生と教えに感謝し、改めて仏教の教えを学び直す日です。故人を偲ぶ法要と同じように、お釈迦様への感謝と追慕の気持ちを込めて営まれます。
涅槃図に描かれた動物たち

(お釈迦様を囲んで嘆き悲しむ動物や弟子たちが描かれた涅槃図)
なぜ多くの動物が描かれているの?
涅槃図には、沙羅双樹の下で横たわるお釈迦様の周りに、弟子たちだけでなく、象、虎、猿、鳥、猫など、実に多くの動物たちが描かれています。これらの動物が悲しんでいる姿には、深い意味があります。
動物たちが嘆く意味
1. すべての生きとし生けるものへの教え
お釈迦様の教えは人間だけでなく、あらゆる生命に向けられたものです。動物たちが描かれることで、仏の慈悲が人間のみならず、すべての生き物に及んでいることを表しています。
2. 六道輪廻の表現
仏教では、すべての生命は六道(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上)を輪廻転生すると考えられています。動物たちも前世では人間だったかもしれず、来世では人間に生まれ変わるかもしれません。動物たちの姿は、この輪廻の教えを視覚的に表しています。
3. お釈迦様の偉大さの象徴
人間だけでなく、言葉を話さない動物でさえもお釈迦様の入滅を悲しむことで、その教えがいかに偉大で、すべての存在に影響を与えたかを示しています。
4. 平等の教え
仏教では、すべての生命は平等であり、尊いとされています。人間も動物も、同じように仏性(仏になる可能性)を持っているという教えの表現です。
描かれる動物の種類
涅槃図には、象、獅子、虎、猿、鹿、牛、馬、犬、猫、鳥類など、様々な動物が描かれます。中には想像上の動物(龍など)が描かれることもあります。それぞれの動物が涙を流し、嘆き悲しむ姿で表現されています。
涅槃団子について

涅槃団子とは
涅槃団子は、涅槃会の際にお供えされ、参拝者に配られる団子です。地域や寺院によって形や色は異なりますが、多くの場合、五色(白・赤・黄・緑・黒または紫)の団子が作られます。
五色の意味
五色は仏教における五つの智慧や、宇宙を構成する五つの要素(地・水・火・風・空)を表しています。また、お釈迦様の教えが様々な形で人々に届くことを象徴しているとも言われます。
涅槃団子の功徳
涅槃団子をいただくことには、以下のような意味があるとされています:
- お釈迦様のご加護を受け、無病息災を願う
- 家族の健康と安全を祈る
- 厄除けや福を招く
- お釈迦様の教えを身体に取り入れる
当日は参拝者の皆様に涅槃団子をお渡しいたしますので、ぜひお持ち帰りいただき、ご家族でお召し上がりください。
アクセス
東香山大乗寺
〒921-8114 石川県金沢市長坂町ル10